好奇心は猫を殺す

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309228778/

書店の店頭で見かけたときは「そんな人がいたの？」とにわかには信じられなかった。
上巻を読み終わったところだけど、どうやら事実らしい。

1940年代前半くらいだと、アウシュビッツでなにが起こっていたかを理解していた人(外部の人)っていなかったんだと知った。つまり、われわれの知るアウシュビッツはその歴史の後半だけなのかも。
「外にいる人には、漏れ伝わってきた蛮行(では、全然足りないけど)がにわかに信じられない」って、ポルポト政権下のカンボジアにも似ていると思って読んだ。