一般病棟に戻ってきた(2023/08/26)2024年05月01日 21:59

歩いて一般病棟に戻るといった体力はなく、人間の形をしたナニカになり果ててベットに乗せられたままで病棟に。
執刀してくれた先生が「ご家族には連絡してあるけど、自分からもメールかなにかで連絡するように。安心するだろうから」と声をかけてもらったが、腕を上げる体力も気力もない状態。
どうにかベットを変わることができた状態(ドラマERだったら、「私の合図で移すわよ」で移してもらえるだけど、自力だった。そもそも、その前のCT検査もベットを同じ高さにはしてくれたが、自分で移る必要があった)。
ナースステーションに一番近い部屋の、窓側。青空。きっと今日(2024/8/26)も暴力的な暑さに違いない。

手術前に荷物は全部まとめるように指示があって、そこでまとめた荷物は全部 床頭台 においてあるが(病室もベットも変わった)、体を起こす気力がないので、その中から携帯を取り出すこともできない。
「ま、連絡できないからと言って死ぬわけでもないし、連絡がないからといって死んだって思われるわけでもないし」と思い直す。
もっとも、この時点では 10秒くらいしか目を開けていられないので、携帯に触れても文章を作って送るなどということは全く不可能。

ICUでは頭含めベットに固定されていた状態だったので、そこから解放されただけでも天国。

ICUから出る前だったか、一般病棟に戻ってからだったか忘れてしまったけど、ここで尿道カテーテルを抜かれた。抜くとき、すごい違和感。
手術前日、看護師さんから「尿道カテーテルを入れるが、違和感がないようにクスリを入れるか?」と聞かれて、マッハの速度でお願いしていたので、違和感なく過ごせていたみたい。

この日(8/26)は、排尿感も排便感もなし。排尿は尿瓶があるからいいとして、排便したくなったらどうするのかしら?トイレまでどうやって行くのかしら?という不安感が入院前はあったが、今は体のありとあらゆる部分がバラバラになって、協調なしで動いている感じで、そんなことはどうでもよくなってきた(注意・不安の優先順位の下ほうに移動)。

食事は、ゼリー飲料みたいなのが出た記憶だけど、体を起こす・起こした姿勢を保持するが不可能で、食欲も全くなかったので水分を 10ccくらいとって終わったはず。
歯磨きはしたけど、うがいした水とかの処理とか全部お願いする状況。